絵画修復という分野の人をはじめて知ったのは、世界の絵画や壁画などの名作を修復する人達をTVで見たときである。
古くなったり傷ついた絵画や壁画を元の状態に修復するということ、物理的に光学調査や状態調査を経て痛んだ箇所を修正して
いくと言うのは何となく理解できるのだが、元の絵画に修復すると言う事に私は想像が出来なかった。ましてや作者の意図にまで
立ち戻り、それを汲み取って原画に近づけるという行為は理解の外であった。

この度、安田みつ江さんと言う絵画修復家のお話を聞く事と、お仕事の一端を見せて頂く機会を得た。 安田さんはご主人の海外
勤務が長かった事もあり、海外の多くの優れた作品に接し、ある時期にスペインのエスクエラ・デ・アルテ・イ・アンティグエダデス
と言う名門校で、最高の技術と "絵画や壁画の修復" を学ばれ、そして日本人初の主席で卒業をされている。
そこで習得された真髄は、「絵画」に深い愛情と尊敬の念を込め、修復に当たると言う事だった。

2012年11月7日~12日、兵庫県姫路市二階町56 中井三成堂画廊に於いて 安田みつ江展 絵画修復家が作る模写作品展
開催されました。
" 模写 " を辞典では 「 似せて写すこと。 実物どおりに写しとること 」 とあるが、 安田さんの作業は修復に向かって、その作品を
深く観察するばかりでなく、原作者を充分に理解して元の絵に戻していくと言う 作業である。
その為にどうしても 通過しなければならない道のりが安田さんの 「 模写 」 なのだと気がついた。 絵に向かわれる安田さんの
日々の姿勢と愛情あふれる熱意に接して、模写の持つ深い意味を理解させられた。
( Yasuda Atelier は神戸市元町にあります / 078-361-7787  )
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≪石にナイフ≫
彫刻家・ドメネク・バタージャの作品
(スペインカタルーニャ地方で活躍)10159

 田中 田 Web写真集 人との ふれあい その2 もご覧ください

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