§ 刺繍半襟 §

刺繍半襟はその小さな空間に繰り広げられる美しい意匠を細やかな日本刺繍で巧みに描ききっています。
日本人の美意識に圧倒されます。襟に沿ってほんの僅かに見えるだけなのに何とも贅を尽くしたものです。
半襟特有の技術として図柄を左右に反転させているものもあります。
刺繍半襟が流行った大正から昭和初期その意匠はどんどん手間隙かけた豪華な物にエスカレートし、
着物よりも高価な物が登場したと云われています。
俳人 河東碧梧桐は「半襟は衣裳より費を惜しまず 掛けしぶらず」と詠んでいます 。
解説・村上清子

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5 〓〓〓 田中 田 Web写真集 No Title 村上コレク
ション・2
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2 件のコメント “刺繍半襟 〔 村上コレクション-2 〕”
  1. yonyon のコメント:

    こんにちは。
    糸の光沢が今もうかがえるところみると
    本当に良い繭から作られた絹糸なのでしょうね・・・。
    襟にお洒落を・・・というところ、
    内に秘める事を美徳とされた日本の美意識なのでしょう
    金魚などの動きのあるものをこのように美しくとらえ
    色鮮やかで、生きて泳ぎだしてきそうです。
    大正ロマンにふれ、心が豊かになりました
    ありがとうございます。

  2. 村上 清子 のコメント:

    yonyon さま

    コメント有難う御座います。

    仰せのとおり昔の刺繍は使われている糸が文字通り”生糸”-生きている糸で一本の糸を
    細かくさばいた多様な細さの糸を使って刺繍さてれいました。それだけ手間暇かかる仕事を
    職人さんは心意気で創りあげました。糸の光沢、表現の細やかさは特筆すべき事だと思っています。
    因みに2011の今の刺繍糸が熱や薬品を使った”精錬”と言う工程を経ているため”生糸”
    ではありません。均一化されそれなりの光沢を出していると言われますが、自然の良さが
    なくなっており糸の太さも昔のように細くはさばけず刺繍の味わいが違ってしまっています。

    素材+意匠力 技術力に魅了されております。

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