1月30日晴天、カメラをぶら下げて外に出た。
知人のMさんから預かっているジャガイモのような
可愛い石を連れて、左手に持っての散歩と なった。
テクテク歩いているうちに彼?になんだか愛着が湧き
色々なものを見せてあげたくなったので、所々で
おいてあげ、いつの間にか僕自身が彼の目線で周りを
見ようとしていることに気づいた。
そして知らず知らずのうちに彼とおしゃべりを始め
ていた。 とっても楽しい散歩のお付き合いをした。
ほんとうは、彼は何をどう感じ見ていたのだろうか・・・

この写真を見て添えて下さった、ゆめさきさんの
素晴らしい詩とともに見て頂ければと思います。
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温かい手のひらからころり
石は自分のルーツを知りたくなりました
ラッコのお腹に寝てみても
お母さんじゃない
葉っぱを枕にしてみても
お父さんの腕じゃない
おしゃべりな鯉に聞いてみても
遠くが見える木に尋ねても
「君には命がないからね」

命ってなんだろう

木の影がそっと忍び寄る

「君には命があるのかい?」
「私は命あるものに、宿るだけ」
石は自分の影を見て
「僕にも命があるんだね」

石の影は優しく優しくいいました
「そうだよ 足元を見てごらん
形あるものすべてに命があるんだよ
君のお母さんはこの地球さ」

雨が降っても雪が降っても
ヒマラヤの頂上に転がっても
たとえ海の底に落ちようとも
僕には命がある
ずっと一緒の影がある

果てしない道に佇み
石は自分の影を見つめていました

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〓〓〓よろしかったら田中田Web写集 NoTitle 10/1/30をご覧ください slideshow-n
   
20 件のコメント “石の散歩”
  1. 村上 清子 のコメント:

    とても静かな気持ちで拝見 拝読させて頂きました。

    石に”いのち”を!!。無機質な物に”いのち”を観る。何と柔らかな感性でしょう。

    お写真に”いし”が置かれると新しい世界に観る者は誘い込まれてしまいます。

    不思議です。まさにアートです。

    考えれば芸術家と呼ばれる人たちは、そこに集中して作品を作り上げてきたのですね。

    私も、私に寄り添ってくれる素敵な”石”を探そうと思いました。

    人間っていろんな世界を持てるのですね。頭を柔らかく、、、。有り難う御座いました。

  2. 田中 田 のコメント:

    村上 清子 様

    そうなんです、石を握って歩いているうちに親友になれました!石の後ろからカメラもってテクテク付いていきました。。

    とても楽しいひと時でしたよ!

    そして、「ゆめさき」さんが、味わい深く心に響く「詩」を書いて下さいました。

    ゆめさきさんは本当に豊かな感性と表現力を持った方だと思います、心から感謝です・・・。

    村上様、いつも見てくださってありがとうございます。

    最近は時間が無くてあまり動けません、しかし間もなく暖かくなり自然は色付きはじめますね!

    ムズムズしております。

    ありがとうございました。

  3. yonyon のコメント:

    村上さま、ご無沙汰しております。
    仰るように、ほんとうに私も同感です。
    村上さまのコレクションを拝見した時
    コレクションの一つ一つが、
    再び命を吹き込まれたみたいに輝いていました。

    ひとつの石が、前川さんに拾われ
    田中さんのレンズの前で「はいポーズ」と、
    深い眠りから醒めて大ハッスルしてるようでした。

    撮る人の姿が見えてくる素敵な写真、いつも楽しませていただいてます。
    森羅万象に命あり・・・
    命の息吹を感じる写真、ほんとうに素敵でした。

  4. 田中 田 のコメント:

    yonyon さん

    みてくださってありがとう。だけでは済まされない ゆめさき さんの詩。。

    yonyonさんに内在するゆめさきさんの、ピカッと光る詩によって写真にも意味が深まりました。

    ありがとうございました!

    僕も今、村上様のコレクションを拝見しました時のことを思い出しております。

    言葉をお借りしますが「再び命を吹き込まれたみたいに輝いていました」まさにそう感じました。

    又拝見したいと願っております。

    そして再びyonyonさんのお描きになった絵画と京都市立美術館でお会いできること、楽しみにしております。

  5. 村上 清子 のコメント:

    田中 田さん yonyon さん

     コメント有り難う御座います。お二人のコラボレーションに乾杯です。

     久々に本物に触れて心豊かになりました。何度も拝見 拝読させて頂いております。

    そして私の小さなものたちに”再び命を吹き込まれたみたいに輝いていました。”と望外のお言葉頂戴し有り難う御座います。

     私は古い小さなものたちの中に息づく遠い時代の職人さんたちの心意気 技に魅かれました。そうなんですね”いのち”が吹き

    込まれているのですね。”いのち”だったのですね。とても嬉しいです。有り難う御座いました。

     春遠からじ、花の季節を待ち焦がれております。

  6. 田中 田 のコメント:

    村上清子 様

    村上さんの言われるように、僕も遠い時代の職人さんたちの心意気を感じます。

    僕の祖父は京都で宮大工をしておりました、職人の空気は何となく分かるような気が致します。

    道具も自分で作っていました。糊はご飯を木のへらで何度も何度も練って作っていました。

    創るものへの執着は今でも思い出されます。

    まだ寒いですね!お水取り、遠からじ・・・です。

  7. kimura のコメント:

    私も最近デジカメを購入いたしまして、何をどう撮るか迷っておりました。
    「石の散歩」を拝見し、目から鱗が取れたように感じております。そしてゆめさきさんの心を打つ詩とのコラボレーションにも
    感動いたしました。
    田中田さんのいろんな作品もとても参考になりこのHPを見つけた事を喜んでいます。
    今後のご活躍に期待させていただきます。

  8. 田中 田 のコメント:

    kimura 様

    見ていただきありがとうございます。デジカメがお手元に来たのですね!おめでとうございます・・。
    写真はとても楽しいものですね、僕は元々フィルムでしたがデジカメになってからはひたすら撮りまくって居ります。
    何せフィルムと違ってPCで見ることが出来るので経済的にも楽でした。
    また撮られたお写真を何かの形で拝見できれば嬉しいと存じます。
    kimura 様はどちらのお方でしょうか?もしよろしければ教えてください。
    ありがとうございました。

  9. yamanaka のコメント:

    ゆめさき様の詩と写真がほんとにマッチしていて素敵です。
    ジャガイモに似た石もなんとも不思議な印象を醸し出してますね。

  10. 辻井 淳也 のコメント:

    絵本の様ですね。

    次回作は有るのでしょうか?
    楽しく見させて頂きました。(^^)

  11. 田中 田 のコメント:

    yamanaka さん

    石というのは握っていると不思議な感覚を味わえます、やはり地球から生まれた自然のものですね。。
    いちど試して見られては如何でしょうか!
    お元気でご活躍、嬉しいです。

  12. 田中 田 のコメント:

    辻井 淳也 さん

    おっ見てくれましたね!ゆめさきさんは画家としてやがて高名な作家になられると僕は思っています。
    ところが、素晴らしい詩をおかきになるでしょう!
    この詩が写真を活かせて戴きました。。感謝です
    この写真は何とはなしに左手に握って右手にカメラを持って出かけました、しかし物語が作れそうな気配を感じ
    また考えてみたいと思っています。

    ありがとう・・。

  13. maki のコメント:

    はじめまして。
    とても きれいですね。 色がすてきです。

    その目(カメラ)を通した世界に引き込まれています。自然の中の風景、四季の移りかわりのにおいまで・・・
    私を連れていってくれます・・・。

    これからも 楽しみにしています。

  14. 田中 田 のコメント:

    maki 様

    はじめまして ご覧くださいましてありがとうございます。

    写真は、その瞬間を停めます。その快感も写真を撮り続ける理由の一つです。

    maki様はお撮りになられますか?

    どちらにお住まいの方でしょうか?もしお差支えが無ければ教えてください。

    これからもよろしくお願いいたします。

  15. 僕はのら石 のコメント:

    僕はいつもビクビクしていました。
    ゴーゴー・ドンドン・ガタガタ 僕の頭の上を一日何度もものすごい音で『大きなかたまり』が通り過ぎて行きます。
    僕はその度に恐ろしくて、生きた心地がしませんでした。
    或る日、いつもと違う音がしました。ザクザク・じゃりじゃり、そしてバタバタバタと・・・?
    何だろう?と思った瞬間、僕はふわ~んと宙に浮きました。身構える間もなくです・・・!
    何?何だ?この感覚は?この感触は?今までに感じた事のない、真夏のジリジリ太陽の暑さでもなく、ましてや冬のガチン!と凍るような冷たさでもなく?とってもフワッとあったかく、そして優しく包まれている様な・・・僕にはそれが何かわかりません。
    そのまま僕はフワフワと宙に浮いたまんま『どこに行くの?』って思っていたら、今度はドボンとあったかい液体?の中へ・・・
    何かとってもいい香りのアワアワの中、ゴシゴシ・ゴロゴロと『その人』の手のひらの中でころがっていました。
    あの日から僕はずっ~と、どこから来たのか分からない仲間たちと一緒に『その人』の傍に居ます。
    そうそう、僕はちょっと前に『その人』の知り合いの人と一日お出掛けをしました。色んな所に連れて行ってもらいました。
    そして、我が家に戻ると又仲間が増えていました。僕と違ってとっても小さなヤツですが、でもとっても偉そうにデンと棚の上に居座っています。『その人』は僕とその小さなヤツを並べて、うんうんうんとうなずいていました。
    僕は今、我が家の窓際に居ます。時々あの『大きなかたまり』の音が遠くから聞こえてきます。

    from のら石 ^^v

  16. 田中 田 のコメント:

    のら石 君

    君は電車のレールの傍に震えながらいたんやね!よくまあ粉々にならずに無事だったよ。。
    しかし君は多くの石の中から選ばれて拾われたんだよ。
    そしてお風呂にも入ってきれいに洗ってもらって、ジャガイモに似ていると言ったけれど、
    ある時は金塊にも見えたんだよ!そんな風に見える写真もあるでしょう?
    もしかしたら金に見えるだけではなくて、金そのものかもしれないね!
    世の中というものは人それぞれだし、石と見る人もジャガイモと見る人もそして金に見る人も居るよね。
    君はいい人に拾われたから、その人は金になるまで磨いてくれるかも・・・
    あまり強く磨かれたらプラチナみたいになってしまうかな?
    どちらでもいいよ。
    また散歩しましょう・・・。

  17. maki のコメント:

    のら石君とは、そんな出会いがあったのですね♪^^
    物語のうら側が垣間見れて・・・命が吹き込まれてますね。

    私は、熊本に住んでます。
    遠い まだ見たことのない世界をここで発見しました。

    青い色がすきです。
    空だったり、光だったり、空間だったり・・・。
    田中 田様の写真を見たとき、ハッとしました。
    そして、この色は写真(田中 田様)でなければ出せない世界なんだろうな・・・と。

    私もデジカメ持って散歩しよう!
    写真は、まだまだ素人にもおよびません・・・

    今日は雨上がりの空を眺め 時がすぎています。
    さぁ 仕事にもどります!^^!

  18. 田中 田 のコメント:

    maki さん

    そうなんです、のら石君はとても運が良くてたくましいのです。拾った人がそうだからやっぱり似ているのですね!

    あなたは熊本にお住まいなのですね、いい所なんでしょうね!
    いつもブログを見て下さっているようで、ありがとうございます。
    カメラもって歩いてください!いろいろな発見が楽しめると思います。

    またブログにお越し下さい、お待ちしております。

  19. maki のコメント:

    今 熊本は花の時期をむかえています。
    梅や菜の花が満開。
    色が加わり目を奪われます。
    今年は暖かくなるのが早くて,桜もそろそろ咲きそうです。

    今日はピンクを基調とした花たちをめでています。
    今だけ一番きれいな瞬間をとどめたいと、心のシャッターもきりました。
    好きな物が私の目にふれる…
    ちょっと贅沢な気分です(^.^)

  20. 田中 田 のコメント:

    makiさん こんばんは

    お久しぶりです その後写真は撮っておられますか?

    こちらも梅や菜の花も満開です。最近は忙しくてなかなか撮影が出来ておりません。

    先日少し梅を撮りました、この辺りは梅の名所がたくさんあります。

    心のシャッターも素敵ですが、写真にしてくださればとても嬉しいですよ。

    田中田

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